[21a-PA2-1~31] 6.3 酸化物エレクトロニクス

[21a-PA2-29] シリコン切粉-黒鉛シート複合体を用いたリチウムイオン電池負極の創製―サイクル特性のバインダー・黒鉛シートサイズ依存性

〇崔 載英¹、松本 健俊¹、小林 光¹ (1.阪大産研)

キーワード：リチウムイオン電池、Siと黒鉛シート、バインダー

産業廃棄物であるフレーク状のシリコン切粉と黒鉛シートの複合体を形成し、リチウムイオン電池の負極に応用する際CLPAバインダーとより大きな黒鉛シートを用い、サイクル特性の向上に成功した。黒鉛シートは、200 µmの膨張化黒鉛をエタノール中で分散させたもので、平均サイズは17 µmであった。100サイクル目で591 mAh/gと最も高い放電容量が得られた。