2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[21a-PA2-1~31] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2019年9月21日(土) 09:30 〜 11:30 PA2 (第一体育館)

09:30 〜 11:30

[21a-PA2-5] Y3Fe5O12/IrO2界面におけるスピン流物性

〇(M1)福島 健太1、森内 直輝1、木田 孝則2、萩原 政幸2、上田 浩平1、松野 丈夫1 (1.阪大理、2.阪大先端強磁場)

キーワード:界面、酸化物

スピン流による磁化制御の観点から、従来のYIG/Ptよりもスピン流‐電流変換効率が期待できるYIG/IrO2二層膜に着目した。作製条件を最適化してスパッタ製膜したYIG磁性層の飽和磁化の温度依存性から、10 Kでバルクの飽和磁化と等しい5 µB/f.c.が得られた。この最適化されたYIG膜を用いたYIG/IrO2二層膜のスピンホール磁気抵抗効果 (SMR)を測定し、スピン流‐電流変換効率を明らかにする。