2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[9p-PB4-1~11] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

2019年3月9日(土) 16:00 〜 18:00 PB4 (武道場)

16:00 〜 18:00

[9p-PB4-6] フツホウ酸ガラスの中距離構造が誘起する高速核形成

篠崎 健二1、石井 良樹2、尾原 幸治3 (1.産総研、2.阪大院基礎工、3.JASRI)

キーワード:ガラス、ナノ結晶化、ガラス構造

結晶化メカニズムの解明のため高エネルギーX線散乱およびMDを用いたシミュレーションからガラス構造の影響について調査した。実験及びMDにより作製した構造からフッ化物と酸化物がそれぞれ凝集した構造が示唆された。ガラスが自発的に結晶に類似した中距離構造を形成するため、核形成サイトが急冷時にはすでに膨大に存在し、高速の核形成が実現したと結論した。