[9p-W241-1~12] 8.4 プラズマライフサイエンス

[9p-W241-2] プラズマ照射培養液を用いた皮膚がん細胞と皮膚正常細胞の不活化効果の比較

〇室 鴻之介¹、本橋 健次^1,2、加藤 和則^1,2、薄井 雄大²、小野 達也² (1.東洋大院理工、2.東洋大理工)

キーワード：プラズマ活性化培養液

がん細胞と正常細胞に対してプラズマ活性化培養液の抗がん効果を比較し、がん細胞への抗がん効果がどれ位持続するのかの持続時間を調べた。その結果、正常細胞もがん細胞も生細胞数は照射時間に伴い指数関数的に減少したが、その時定数は正常細胞が733sに対し、皮膚がん細胞は212sであった。すなわち皮膚がん細胞の感受性は正常細胞に比べて3.5倍高いことが分かった。さらに、その効果はプラズマ照射後10分程度保持することが分かった。