2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[10a-Z20-1~12] 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

2020年9月10日(木) 09:00 〜 12:15 Z20

古林 寛(高知工科大)、西中 浩之(京都工繊大)

11:15 〜 11:30

[10a-Z20-9] W添加In2O3薄膜における高ホール移動度の起源

古林 寛1、前原 誠2、酒見 俊之2、北見 尚久1,2、山本 哲也1 (1.高知工科大総研、2.住友重機械工業(株))

キーワード:酸化インジウム, ホール移動度, 膜密度

W添加In2O3 (IWO)薄膜は、Sn添加In2O3 (ITO)に代わり太陽電池透明電極として有望視されているが、その高移動度の起源は不明である。本研究では、反応性プラズマ蒸着法により成膜した極薄膜IWOとITOとにおいて、膜密度と電気特性の熱処理/膜厚依存性を検証した。その結果、IWOが高移動度を有するのは、 W–O 結合解離エネルギーがSn–O のそれよりも大きいためであることが分かった。