2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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CS コードシェアセッション » 【CS.7】 7.4 量子ビーム界面構造計測と9.5 新機能材料・新物性のコードシェアセッション

[9p-Z24-1~14] 【CS.7】 7.4 量子ビーム界面構造計測と9.5 新機能材料・新物性のコードシェアセッション

2020年9月9日(水) 13:00 〜 17:00 Z24

岩田 展幸(日大)、羽田 真毅(筑波大)、矢野 力三(名大)

14:45 〜 15:00

[9p-Z24-7] 放射光複合分光によるNiナノ粒子の助触媒発現に関する電荷移動観測

河合 均1、山本 宗昭2、吉田 朋子2、保井 晃3、三村 功次郎4、池永 英司1,3,5 (1.名大、2.大阪市大、3.JASRI、4.大阪府大、5.名大IMaSS)

キーワード:触媒, ナノ粒子, 放射光分光

本研究は、現在SPring-8(大型放射光施設)において開発が進んでいる共鳴硬X線光電子分光(Resonant HAXPES, r-HAXPES)およびX線吸収分光(XAFS)計測法を併用する複合分光から、固体光触媒Ga2O3の表面に担持されたNiナノ粒子の助触媒機能を解明することを目的とする。測定結果の解析により、Ni 3d軌道とO 2p軌道間の相互作用により形成されたeg混成軌道への遷移及びそのエネルギー領域におけるCT, Ni2O3の顕著な収量増大即ちNi-O間の電荷移動が観測された。