2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.5 デバイス/配線/集積化技術

[12p-A305-1~13] 13.5 デバイス/配線/集積化技術

2020年3月12日(木) 13:45 〜 17:15 A305 (6-305)

多田 宗弘(NEC)、山口 まりな(キオクシア)

14:15 〜 14:30

[12p-A305-3] チャージポンピング法による単一Pb1センターの検出

土屋 敏章1、堀 匡寛1、小野 行徳1 (1.静大電研)

キーワード:単一Pb1センター、チャージポンピング法、界面トラップ

これまで我々がCP法を駆使して評価してきたMOS単一界面トラップは,その正体がPb0センターであるとして矛盾は無い.しかし,Pbセンター(ダングリングボンド)の約2割はPb1であろうとの予測もありその検出を試みた.単一トラップの2電子準位の位置関係によっては,CP法ではPb0Pb1の判別が困難な場合もあるが,今回,多数の単一トラップを測定し,判別可能なPb1センターの検出に成功したので報告する.