2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[12p-PA7-1~16] 12.7 医用工学・バイオチップ

2020年3月12日(木) 16:00 〜 18:00 PA7 (第3体育館)

16:00 〜 18:00

[12p-PA7-3] 電気化学インピーダンス法を用いた平行平板型バイオセンサの最適化

藤城 志遥1、大石 啓太1、津谷 大樹2、呉 海云1、遠藤 英明1、大貫 等1 (1.東京海洋大学、2.物質・材料研究機構)

キーワード:バイオセンサ、電気化学インピーダンス法、平行平板型電極

我々は電極のエッジ部をSiO2の絶縁層で覆い、作用極と対極を数μm間隔で平行に重ね合わせた平行平板型電極を開発した。電極間ギャップ4 μmの平行平板型電極を用いたこれまでの研究では、信号となる電荷移動抵抗の相対値において安定した測定結果が得られてきたが、絶対値にばらつきがある結果となった。我々は、この問題が荷重をかけて電極を重ね合わせる際に生じるたわみによる電極間ギャップの微小変化に起因していると推察し、電極間ギャップを広げることで問題の解決を試みた。