2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[13a-A201-1~9] 8.4 プラズマライフサイエンス

2020年3月13日(金) 09:00 〜 11:30 A201 (6-201)

北﨑 訓(福岡工業大)

09:45 〜 10:00

[13a-A201-4] プラズマ照射したカイワレ種子の吸水の時間推移評価

石川 健治1、Pankaj Attri1、奥村 賢直1、古閑 一憲1,3、有田 涼1、佐藤 僚哉1、田中 颯1、廣松 真弥1、松尾 かよ1、山下 大輔1、鎌瀧 晋礼1、板垣 奈穂1、堀 勝2、白谷 正治1 (1.九州大学、2.名古屋大学、3.自然科学研究機構)

キーワード:種子発芽、カイワレダイコン

将来の世界的な食糧不足が懸念されており,その問題解決の一つのアプローチとして,種子への大気圧誘電体バリア放電(DBD)プラズマ照射による発芽・成長の促進や収穫量増加を報告している.これら種子へのプラズマ照射効果を解明するため,種子の吸水による休眠打破から発芽に至る過程に着目した.本研究では,プラズマ照射したカイワレダイコン種子の吸水による種子の形態の時間推移を評価して,プラズマ照射が種子に与える影響を調査した.種子は最初に物理吸水によって膨張し,一定期間を経て発芽に至る.発芽時間の促進がプラズマ処理群に統計的有意にみられる.形態と時間推移の評価からプラズマ照射の効果を議論する.