15:00 〜 15:30
[13p-A401-5] 二次元ナノカーボンを基盤とする積層構造の摩擦・凝着のメカニズム
キーワード:グラフェン、ナノカーボン、摩擦
本講演では超低摩擦(超潤滑)や接触、またはエネルギー散逸のメカニズムに着目して進めている研究について紹介する。まずグラフェン/グラフェン界面を粗視化したポテンシャルモデルを考案して、グラフェン剥離の計算の高速化に成功した。本計算をもとに、グラフェンシートサイズの関数として剥離過程を分類する相図を導出した。グラフェン/C60/グラフェン界面の超潤滑性、および金表面に吸着したスマネン薄膜の超潤滑性についても議論する。