2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.5 磁場応用

[15p-A202-1~12] 10.5 磁場応用

2020年3月15日(日) 13:45 〜 17:00 A202 (6-202)

三井 好古(鹿児島大)、木村 史子(京都先端科学大)

13:45 〜 14:00

[15p-A202-1] 非常に大きな磁気力場を実現するハイブリット超電導バルク磁石の開発

〇(DC)高橋 圭太1、藤代 博之1、難波 空1、新田 基己1、Ainslie Mark2 (1.岩手大、2.ケンブリッジ大)

キーワード:超電導バルク、磁気分離、磁気力場

筆者らは、外部から与える励磁磁場よりも大きな収束磁場を持続的に発生させることが可能なハイブリッド超電導バルク磁石(HTFML)を提案し、実証実験を行った。本研究では、HTFMLの磁場特性について解析及び実験結果を元に解説すると共に、3,000 T2/mの強力な磁気力場を実現する磁石として、磁気分離を題材とした応用展開を紹介する。HTFMLは小型、可搬、量産性にも優れ、従来特定の機関に限られていた強磁場の利用を広く普及することが期待される。