2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[10p-S402-1~18] 12.7 医用工学・バイオチップ

2021年9月10日(金) 13:30 〜 18:30 S402 (口頭)

宇野 重康(立命館大)、竹原 宏明(東大)、河野 剛士(豊橋技科大)

14:15 〜 14:30

[10p-S402-4] ポーラスマイクロニードルを用いたイオントフォレシスによるワクチン投与

木村 菜摘1、瀬川 嶺士2、草間 慎也1、阿部 博弥1,3、西澤 松彦1 (1.東北大院工、2.東北大工、3.東北大学際研)

キーワード:マイクロニードル、ワクチン、イオントフォレシス

近年, ワクチン投与の方法としてイオントフォレシスが注目を集めている. 本研究では, 角質層への刺入および通電可能なポーラスマイクロニードルアレイ(PMN)を作製し, さらに, その表面に負電荷の高分子を修飾することで, 電気浸透流を利用して皮内へワクチンを投与する手法を考案した. ワクチンモデルとして蛍光標識オボアルブミン(OVA)を用いて実験を行い, 表面修飾したPMNを使用することで効率的なワクチン投与が示された.