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[11a-S201-5] 放射光を用いた表面分析の50年間の歩みと今後:X線光電子分光の展開
キーワード:放射光、X線光電子分光、表面分析
日本での放射光施設の展開と利用について述べる。放射光を用いた表面分析の中でX線光電子分光法が1970年代から着目され、1980年代からは利用者が急増するとともに、1990年代以降に関連する実験装置の急速な開発が進められた。今後の展開のキーワードはスピン・運動量分解、顕微観察、準大気圧XPS、HAXPESである。準大気圧XPSとHAXPESについて開発の歴史と課題、今後の展望を紹介する。