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△ [11p-N301-4] 低温で交流分極したPb(Mg1/3Nb2/3)O3-PbTiO3単結晶の圧電特性
キーワード:交流分極、圧電単結晶、医用超音波探触子
現在、マグネシウムニオブ酸鉛Pb(Mg1/3Nb2/3)O3 (PMN)とチタン酸鉛PbTiO3 (PT)系固溶体単結晶(SC)は、医用超音波画像診断装置のプローブに広く使用されている。通常、この用途には[001]方位のSC振動子を使用し、従来のPb(ZrTi)O3セラミックスよりも優れた圧電特性が得られている。最近、このPMN-PT系SCを交流分極(ACP)することで直流分極 (DCP)と比較して圧電特性が大幅に向上できることが報告されている。今回、ブリッジマン法で育成された[001]方位のL12 × W4 × T0.3 mmの0.72PMN-0.28PT (PMN-28PT) SCsに室温・低温でACPを行い、その圧電・誘電・不要振動(SMV)特性を比較・評価した。