2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.6 超音波

[11p-S401-1~18] 1.6 超音波

2021年9月11日(土) 13:00 〜 17:45 S401 (口頭)

近藤 淳(静大)、高柳 真司(同志社大)

15:30 〜 15:45

[11p-S401-10] 極性反転SiAlN/AlN多層膜の形成と高次モード薄膜音響共振子への応用

〇(M1)関本 淳1、鈴木 雅視1、垣尾 省司1 (1.山梨大)

キーワード:窒化アルミニウム薄膜、薄膜共振子、極性反転膜

極性方向が異なる膜を積み重ねたn層極性反転多層膜音響共振子では,単層と同膜厚で薄膜を形成する場合n倍の共振周波数となる.また,単層の薄膜音響共振子と同周波数で動作させる場合,単層のn倍の膜厚を持つため高耐電力な音響共振子が形成可能である.そこでSiAlN,AlN薄膜を用いて1層から8層にかけて極性反転多層膜を形成し,諸特性を評価した.8層極性反転構造多層膜音響共振子では単層と比べて変換効率が向上した.