2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.7 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

[18a-Z15-1~10] 13.7 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

2021年3月18日(木) 09:15 〜 12:00 Z15 (Z15)

赤澤 正道(北大)

11:00 〜 11:15

[18a-Z15-7] GaNへのMgイオン高温注入時におけるビーム電流量が欠陥導入に与える影響II

伊藤 佑太1、渡邉 浩崇2、安藤 悠人1、出来 真斗4、狩野 絵美2、新田 州吾2、本田 善央2、五十嵐 信行2、田中 敦之2,3、天野 浩1,2,3,4,5 (1.名大院工、2.名大IMaSS、3.物材機構、4.名大VBL、5.名大ARC)

キーワード:イオン注入、Mg TEM、GaN

Mgイオン注入による任意領域のp型伝導制御は、注入時に導入される欠陥によってアクセプタが補償されることや、Mg偏析によるMgの不活性化が問題とされている。我々のグループでは、試料を1100℃付近に加熱しイオン注入を行うことで、注入時に導入される欠陥が減少することを明らかにしてきた。本実験では、異なるビーム電流量でイオン注入を行い、各試料に導入される欠陥構造を透過型電子顕微鏡で観察した。