[20a-B204-1~11] 6.3 酸化物エレクトロニクス

△ [20a-B204-5] リチウム固体電解質を用いる酸化還元型イオンゲーティングリザバー

〇和田 友紀^1,2、西岡 大貴^1,2、並木 航¹、土屋 敬志^1,2、樋口 透²、寺部 一弥¹ (1.物材機構、2.東理大理)

キーワード：リザバーコンピューティング、酸化還元、カオス

近年、人工知能技術の急速な社会拡大を背景に、膨大な電力消費が今後懸念される。この問題を解決する為、材料の非線形応答を利用して高効率に情報処理を行うリザバーコンピューティングが注目されている。我々は固体電解質とWO₃薄膜を組み合わせた、酸化還元型リザバー素子の開発を試みた。本公演では本デバイスによる非線形力学方程式の解析タスクやカオス解析の結果を紹介しつつ、その応用例を紹介する所存である。