2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.4 III-V族窒化物結晶

[20a-C200-1~11] 15.4 III-V族窒化物結晶

2022年9月20日(火) 09:00 〜 12:00 C200 (C200)

谷川 智之(阪大)、大音 隆男(山形大)

10:45 〜 11:00

[20a-C200-7] ScAlMgO4基板上GaN薄膜のTHz-TDSEによる非接触・非破壊電気特性評価技術の開発

渡邉 迅登1、王 丁丁1、黒田 悠弥1、後藤 直樹1、藤井 高志1,3、岩本 敏志3、出浦 桃子2、毛利 真一郎1、荒木 努1 (1.立命館大理工、2.R-GIRO、3.PNP)

キーワード:THz-TDSE、窒化ガリウム、ScAlMgO4

窒化ガリウム(GaN)の成長用基板として、ScAlMgO4(SAM)が注目されている。我々は、RF-MBE法によりSAM基板上に1 µm程度のGaN薄膜をテンプレートとして成長し、さらにmmオーダー厚さのGaNをHVPE成長したGaN自立基板の作製を目指している。しかし、我々の用いるTHz-TDSE装置の時間分解能は約0.01 psであり、約1 µmのGaN層表面とGaN/SAM界面からの反射波の時間差と対応する。そこで今回は、厚さ約1 µmのGaNテンプレートの膜厚や電気特性をTHz-TDSEにより評価可能か検討した。