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[22p-C201-4] ワイル半金属WTe2薄膜およびテラヘルツ波表面プラズモンに関する研究
キーワード:テラヘルツ波、ワイル半金属、表面プラズモン
ウイルス検査の一つであるPCR法は検査効率等の課題を有しているが、迅速で高精度な検査法として、生体物質の吸収帯域に相当するTHz波を利用することで抗体や蛍光分子修飾が不要のセンシングが期待できる。そこで10-20nmの極表面領域で表面プラズモン共鳴が発現することが知られているワイル半金属、中でもWTe2を用いたバイオセンシングに向けて薄膜物性と回折格子加工によるTHz波透過特性について報告する。