The 83rd JSAP Autumn Meeting 2022

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Symposium (Oral)

Symposium » Innovation and application of measurement informatics

[23p-B200-1~5] Innovation and application of measurement informatics

Fri. Sep 23, 2022 1:00 PM - 5:00 PM B200 (B200)

Toyohiro Chikyo(NIMS), Shigetaka Tomiya(SONY Corp.)

3:30 PM - 4:15 PM

[23p-B200-4] R&D at SPring-8 toward Data-Flood era in photon science

Takaki Hatsui1 (1.RIKEN SPring-8 Center)

Keywords:detector, data

理化学研究所では次世代X線画像検出器CITIUSの開発に取り組んでおり、SPring-8への導入が予定されている。この検出器は標準で毎秒1万7000枚の撮像が可能である。最大面積の2020万画素を有するシステムの場合、1時間あたり5ペタバイト、年間6エキサバイトもの超大容量データが生成される。CITIUS検出器以外にも、年間ペタバイト級のデータを生成する検出器の導入が進められている。このようなデータ洪水時代を迎えるに当たり、理化学研究所では広帯域データ収集、データ圧縮、演算加速ボードを利用した広帯域データ前処理、富岳等のスーパーコンピュータとの連携といった機能を持つ「SPring-8データセンター構想」を提唱し開発と整備を行っている。本講演ではこの構想の概要と進捗についてご報告させていただきたい。