[23p-B203-1~13] 17.3 層状物質

△ [23p-B203-12] ツイスト二層WTe₂の対称性制御とレーザー角度分解光電子分光・SHG観測

〇神谷 啓介¹、張 奕勁¹、山本 崇人²、坂野 昌人²、篠北 啓介³、岡崎 尚太⁴、増渕 覚¹、渡邊 賢司⁵、谷口 尚^1,5、笹川 崇男⁴、松田 一成³、石坂 香子^2,6、町田 友樹^1,7 (1.東大生研、2.東大工、3.京大エネ研、4.東工大フロンティア研、5.物材機構、6.理研CEMS、7.CREST-JST)

キーワード：遷移金属ダイカルコゲナイド、対称性、ツイスト積層

WTe₂は180°回転しながら積層している層状物質であり、層数に応じて対称性と物性が変化する。一方でツイスト積層を用いると人工的に対称性の制御が可能になる。本研究では、ツイスト角0°で積層した二層WTe₂を作製して対称性の変化が物性に与える影響を調べた。レーザー角度分解光電子分光によってバンド分散を観測し、第二次高調波発生によって対称性の違いを比較したところ、天然の二層とは異なる結果が得られた。