[22p-D315-1~17] 3.1 光学基礎・光学新領域

[22p-D315-7] [第51回講演奨励賞受賞記念講演] キラルナノギャップ構造のトポロジー最適化による探索

〇福井 岳人¹、田口 敦清¹、笹木 敬司¹ (1.北大電子研)

キーワード：ナノフォトニクス、ナノギャップ、キラリティ

近年、計算機を用いたナノフォトニクス構造の設計が盛んに研究されている。我々はトポロジー最適化を用いて、キラリティを有するナノギャップ構造の設計を行った。その結果、得られた構造は３次元的に渦を巻いた形状となった。この構造についてFDTDで電磁場解析を行ったところ、入射光の円偏光の向きに対してナノギャップ部の電場強度に差が出ることが分かった。講演では構造の応用や作製に向けた検討などについて議論する。