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[24p-E304-7] 2次元半導体トランジスタにおけるコンタクト、チャネル領域の役割
キーワード:2次元層状物質、遷移金属ダイカルコゲナイド、デバイスシミュレーション
2次元半導体トランジスタでは、電極は膜の面上に接合されており、コンタクトは通常ショットキー障壁を形成する。そのため、サブスレッショルド領域ではソースコンタクトが、飽和領域ではチャネルが電流を制限すると考えられている。本講演では、むしろサブスレッショルド領域においてチャネルが電流を制限することを示す。この新解釈により、長チャネルFETにおける実験のショットキー障壁の過少見積もりが説明できる。