2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[24p-E307-1~11] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2022年3月24日(木) 13:30 〜 16:30 E307 (E307)

堀家 匠平(神戸大)

15:30 〜 15:45

[24p-E307-8] 炭素化した藻類残渣と導電性高分子とセルロースの複合化によるブレンド型電磁波応答シートの作成と評価

〇(DC)駒場 京花1、渡邉 信2、熊井 玲児3、後藤 博正1 (1.筑波大数理物質、2.筑波大藻類センター、3.KEK 物構研)

キーワード:藻類、電磁波シールド、磁性

炭素化した微細藻類残渣と導電性高分子と紙パルプをブレンドしてシート化することで、磁気応答シートの作成を行った。炭素化した微細藻類はそのままの状態ではバルク状であり、さらに溶解性・溶融性を示さないことから、単体では加工性が低い。そのため、シート化することによって強度と柔軟性をあわせもち、加工性が向上する。炭素化した微細藻類残渣は強磁性を有するため、電磁波シールドシートへの応用が可能となる。