2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[26p-E204-1~13] 3.4 生体・医用光学

2022年3月26日(土) 13:00 〜 16:30 E204 (E204)

藤田 克昌(阪大)、小関 泰之(東大)

13:00 〜 13:15

[26p-E204-1] 中赤外パッシブ分光イメージングの医用画像診断への適用展開[その1]-プランク基底のバックグラウンド補正による背景光や物体光の推定-

〇田原 詩織1、足立 智1、北崎 友哉1、岩城 順也1、森本 裕介1、山下 創央1、和田 健司2、石丸 伊知郎1 (1.香川大創造工、2.香川大医)

キーワード:中赤外パッシブ分光イメージング、プランク基底、バックグラウンド補正

我々は,非冷却マイクロボロメーターを受光器とした中赤外パッシブ分光イメージング装置を開発した.中赤外パッシブ分光イメージングでは,照明を必要とせず物体の放射光の分光発光強度から成分情報が取得できる.本報告では,計測した分光発光強度から分光特性を算出するための新たなバックグラウンド補正方法を提案する.これはプランクの法則を基底関数としたフィッティング計算により,背景光や物体光を推定する手法である.