2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[15p-A408-1~14] 6.2 カーボン系薄膜

2023年3月15日(水) 13:00 〜 16:45 A408 (6号館)

神田 一浩(兵庫県立大)、針谷 達(豊橋技科大)

13:30 〜 13:45

[15p-A408-3] 高周波HiPIMS法を用いたDLC膜の膜密度と炭素結合の関係

〇(DC)福江 紘幸1、中谷 達行1、岡野 忠之2、黒岩 雅英2、國次 真輔3、鷹林 将4、太田 裕己5、米澤 健5,1 (1.岡山理大、2.東京電子、3.岡山工技セ、4.有明高専、5.ケニックス)

キーワード:ダイヤモンド様炭素膜、ラマン分光法

本研究グループでは,薄膜のさらなる高機能化を図るための新しいHiPIMS法として,HF-HiPIMS電源の開発を行っている.本研究では,このHF-HiPIMS法を用いたDLC膜の膜密度と炭素結合の関係について報告する.炭素結合はラマン分光法により測定し,フォークト関数で5つの波形分離した.膜密度が増加するとDバンドが小さくなった.よって,膜密度の増加は入射イオンが強いことが示唆された.