The 126th Annual Meeting of Japanese Society of Animal Science

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口頭発表

4. 形態・生理

形態・生理

Thu. Sep 19, 2019 9:30 AM - 11:10 AM 第V会場 (6番講義室)

座長:本田 和久(神戸大院農)、奈良 英利(石巻専修大)、村井 篤嗣(名大院生命農)

10:40 AM - 10:50 AM

[V-19-08] 青色照明の半日点灯がブロイラーの摂食量及び間脳・肝臓・骨格筋における種々の遺伝子発現に及ぼす影響

*本田 和久1、平本 大地1、近藤 真1、實安 隆興1、上曽山 博1 (1. 神戸大院農)

【目的】現代のブロイラーは,暗期の導入による摂食時間の減少等を避ける目的で,終日点灯に近い条件下で飼育されているが,その一方で概日リズムの乱れや休息時間の不足が懸念されている.我々は,ブロイラーにおいては,夜間の照明色を青色に変更することによって,時計遺伝子発現の概日リズムが形成されること,及び行動が鎮静化することを報告している.本研究では,青色照明の半日点灯がブロイラーの摂食量,及び間脳・肝臓・骨格筋における種々の遺伝子発現の経時変化に及ぼす影響を調べた.【方法】1日齢のブロイラー雄ヒナを3群に分け,終日白色照明点灯(白群),12時間白色照明点灯12時間消灯(白黒群),或いは12時間白色照明点灯12時間青色照明点灯(白青群)の何れかの条件下で飼育し,6日齢から24時間に渡り,摂食量,及び間脳,肝臓,並びに大腿二頭筋における種々の遺伝子のmRNA量の経時変化を調べた.【結果】白黒群では照明点灯時のみ摂食行動が見られたが,その他の群では終日摂食行動が見られた.白青群と白黒群は調べた全ての臓器・組織において,同様の時計遺伝子発現の変動を示した.白黒群における肝臓CPT1Aの遺伝子発現変動は,その他の群とは異なるものであった.これらの結果から,時計遺伝子発現の概日リズム形成には照明色が,栄養代謝関連遺伝子発現の概日リズム形成には摂食量が,それぞれ影響することが示唆された.