令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁一般(設計) (1)・安全性・信頼性

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 I-2 (幸町北3号館 312講義室)

座長:北原 武嗣(関東学院大学)

[I-292] 橋梁用高降伏点鋼板(SBHS)を用いた鋼道路橋設計の合理化

*高木 優任1、加藤 真志1、松下 政弘1 (1. 日本鉄鋼連盟)

キーワード:SBHS、道路橋、合成鈑桁、細幅箱桁

平成29年版の道路橋示方書・同解説の使用材料として,橋梁用高降伏点鋼板(SBHS400およびSBHS500)が規定された。SBHSは従来鋼(SM)に比べて降伏強度が大きいことが特徴であるが,鋼橋で有効に活用していくためには,その特性を踏まえた設計を行う必要があると考えられる。そこで,一般的な形式の鋼橋(2主合成鈑桁ならびに細幅箱桁)を対象にしてSBHSの有効な活用方法について試算を行った。SBHSの場合,腹板の最小板厚が増加しない桁高を選定することが鋼重低減に有効であることを確認するとともに,桁高を低減しても鋼重の増加は大きくなく,SBHSは桁高の低減に有効であることを確認した。

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