[IV-26] 路面電車の乗降空間における潜在的危険性に関する研究 ー朝倉電停(高知県)を事例としてー
キーワード:路面電車、狭幅員道路、潜在的危険性、電停
海外での路面電車の再評価を受け、我が国においても路面電車が再注目され、軌道系の新規導入の動きも高まっている。一方、自動車交通の円滑性や安全性を考慮し、広幅員道路への導入が基本であるという考え方になる傾向が強い。本来、市民ベースで考えたときの軌道敷は、導入空間に対して、従来の考え方にとらわれない柔軟な考え方を持つことが必要である。そこで高知県のとさでん交通が運営する朝倉電停を対象地に関連主体へのヒアリングと電停周辺へのアンケートを実施したところ、関連主体の危険認識や、住民は学生よりも路面電車そのものに危険を感じていないことがわかり、安全な運用がなされてきていることが明らかになった。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。