令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

航空・港湾・鉄道

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 IV-1 (幸町北4号館 428講義室)

座長:荒谷 太郎(海上・港湾・航空技術研究所)

[IV-26] 路面電車の乗降空間における潜在的危険性に関する研究 ー朝倉電停(高知県)を事例としてー

*三宅 佑1 (1. 横浜国立大学)

キーワード:路面電車、狭幅員道路、潜在的危険性、電停

海外での路面電車の再評価を受け、我が国においても路面電車が再注目され、軌道系の新規導入の動きも高まっている。一方、自動車交通の円滑性や安全性を考慮し、広幅員道路への導入が基本であるという考え方になる傾向が強い。本来、市民ベースで考えたときの軌道敷は、導入空間に対して、従来の考え方にとらわれない柔軟な考え方を持つことが必要である。そこで高知県のとさでん交通が運営する朝倉電停を対象地に関連主体へのヒアリングと電停周辺へのアンケートを実施したところ、関連主体の危険認識や、住民は学生よりも路面電車そのものに危険を感じていないことがわかり、安全な運用がなされてきていることが明らかになった。

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