[IV-68] 土木計画学=土木政策学による防災・強靱化への貢献について
キーワード:土木計画学、防災、国土強靭化、インフラ政策学
土木計画学において、防災や国土強靱化をどのように扱うのか――を考えるためにまず考えなければならないのは「土木計画学とは何か?」という問いだ。今日の「土木計画学」を巡る議論は、「計画とマネジメント」という言葉をさらに超えた範囲にまで拡大しつつあり、インフラをめぐる諸議論はもはや土木計画学でなく「インフラ政策学」と言うべきである。「インフラ政策学」とは、国土、都市、地域を含むあらゆる社会の下部構造(インフラストラクチャー)にかかわる政策を実践的見地から研究する学問であり、「土木計画学は何を扱うべきか?」を考える上で何よりも重要なのが、「我々はインフラ政策学なのだ」という認識転換である。
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