Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

高流動コンクリート

Wed. Sep 4, 2019 10:25 AM - 11:55 AM V-5 (幸町北5号館 第4会議室)

座長:浦野 真次(清水建設)

[V-311] Evaluation of new type of viscosity modifying agent for self-compacting concrete in terms of adhesive force

*佐藤 奨1、毛利 匡志1、大内 雅博2 (1. 高知工科大学大学院、2. 高知工科大学)

Keywords:self-compacting concrete, cellulose ether viscosity modifying agent with low molecular weight, adhesive force, viscosity, ratio of viscosity

高強度を必要としない自己充填コンクリートの経済性向上のために,水セメント比を高くする必要があるが,ペーストと骨材の間の粘着力が低下して剥離が生じやすくなり,所要の自己充填性が得られなくなる恐れがある.その問題解決のために,ペースト相に高粘着力を付与する新型増粘剤が開発された.本研究では,ペーストの粘着力及び塑性粘度の測定により,新たに開発された複数種類の増粘剤の特性を定量化し比較した.フレッシュコンクリートの試験により,これらによる自己充填性の向上を確認した.塑性粘度と漏斗流下時間の比をフレッシュペーストの粘着力の指標とすることの有効性を,ペーストフロ値290±10mmの範囲で検証できた.

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