令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道 (1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 VI-3 (幸町北8号館 821講義室)

座長:川崎 祐征(東海旅客鉄道)

[VI-188] レール自動溶接車による溶接作業定着の取組み

*原 一生1 (1. 九鉄工業)

キーワード:レール溶接、溶接車、機械作業

昨今の保線に従事する労働人口の急激な減少等に伴い、線路の維持に機械化は避けて通れない状況である。そこで、九州旅客鉄道株式会社では在来線用レール自動溶接車(以下、溶接車)を2016年度より導入し、作業の効率化を図った。導入された溶接車はレール技術センターが貸与を受けて、現在まで2年間に亘り施工を行ってきた。その間発生した様々な問題について、機械的要因、環境要因、人的要因の3つに大別して、それぞれで原因究明し対策を施してきた。本稿では発生した問題点と、どのような対策を施してきたか一例を紹介する。

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