[VI-228] 列車通過時にレール開口部に発生する軸箱振動加速度の特徴
キーワード:レール破断検知、軸箱振動加速度、周波数解析
軌道回路はメンテナンスに高いコストを必要とするため,コスト縮減のために無線式列車制御 (CBTC) による軌道回路を用いない信号システムの導入が進んでいる.一方,軌道回路はレール破断検知にも利用されており,CBTCの導入のためには軌道回路に依らないレール破断検知手法が求められる.本稿では,車両の軸箱振動加速度 (上下方向成分) を対象に,車両がレール開口部を通過する際に発生する特徴を調査し,レール破断検知に用いることができるか検討した.車両がレール開口部を設けた試験線を走行した際の軸箱振動加速度を測定した.結果,レール開口部では30Hz以下の振動成分が含まれる可能性があることが分かった.
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