令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

品質管理 (2)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:上原 郷(大林組)

[VI-95] 水深60m超の大深度ケーソンにおける全量モルタルでの中埋打設

*草柳 太郎1 (1. 大成建設株式会社)

キーワード:ニューマチックケーソン、大深度、高圧気、減圧症、中埋コンクリート

本工事は川崎港東扇島~水江町地区臨港道路整備事業のうち水江町側主塔基礎(MP4)を過去に例のない大深度ニューマチックケーソン工法で構築する工事である。平面寸法28m×18m、高さ約67mの躯体を構築しながら約60mの沈下掘削を行った。掘削完了時の最大気圧は0.586Mpaと最大気圧下での減圧症に対する取組みとして、減圧時間の延長、減圧後の酸素吸引等の安全対策を実施した。中埋コンクリートは、高気圧下での大量打設であり、配管閉塞のリスクが極めて高かったため、流動性に優れた1:3モルタルに変更し安定した品質で良好な打設を行った。

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