Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

建設環境 (2)/港湾・海洋構造物

Thu. Sep 5, 2019 10:25 AM - 11:55 AM VI-6 (幸町総合教育棟 多目的室1)

座長:伊藤 一教(大成建設)

[VI-968] Approach of coal ash utilization in Fukushima Daiichi Nuclear Power Station civil engineering work(The third quality control edition)

*河原 忠弘1、古川園 健朗1、坂本 守2、高木 亮一2 (1. 東京電力HD、2. 安藤ハザマ)

Keywords:Coal ash(raw powder), Quality control, Compressive strength, Heavy metal leaching

東京電力(株)福島第一原子力発電所土木工事での石炭灰活用の取組みのうち,石炭灰(原粉)を大量使用した1次破砕材(a)の品質管理について製造開始から約2.5ヶ月迄の状況は以下のとおりである.振動フロー値は製造時の付着性,施工時の作業性などから設定した管理値を満足している.また,一軸圧縮強度は材齢28日での管理値を十分に上回っており,かつ海水の使用による強度発現の促進により高い値で推移していたことから,製造途中で配合強度を変更してセメント量を削減している.このように,石炭灰(原粉)を大量に使用した破砕材でも今回の品質管理方法で施工すれば要求品質を満足することが確認できた.

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