放射性廃棄物 (5)

[VII-166] Study on applicability of soil covering material using bentonite of different quality

*伊藤 裕紀¹、工藤 淳¹、千々松 正和²、小栗 光²、伊藤 喜広³、矢込 吉則¹ (1. 日本原然、2. 安藤・間、3. 東電設計)

Keywords:radioactive waste, structure of disposal facility, bentnite composite soil, hydraulic conductivities

低レベル放射性廃棄物の浅地中処分施設における難透水性覆土は，化学的な変質に対する抵抗性を考慮し，Ca型ベントナイトを低配合率で混合した覆土材の適用が計画されている．施設施工時においてはベントナイト製造設備のトラブルにより，長期的に材料供給が停止する等の施工リスクが想定されることから，難透水性覆土に適用可能なベントナイト材料を複数用意しておくことは重要である．そこで，品質の異なるベントナイトを使用したベントナイト混合土に対し，施設施工後，セメント系材料から溶脱したCaイオンによる化学的な長期状態変化（ここでは，層間イオンのCa型化）を考慮した施工時の施工管理密度について検討を行った．