Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(3)

Chair:Takeshi Watanabe

[CS9-16] Long-term monitoring of corrosion of reinforcing steel by ladder-like sensors buried in the pier superstructure

〇Hiroto Tado1, Takahiro Nishida2, Toru Yamaji2 (1.Nakanohtec Corrosion Protecting Co.,LTD., 2.Port and Airport Research Institute)

Keywords:Salt damage, Reinforceing bar corrosion, Non-destructive inspection, Corrosion rate, Monitoring, Ladder-like sensor

コンクリート構造物中の鉄筋腐食や環境変化をモニタリングする非破壊検査手法は多種多様であり、その評価に対しては専門的知識を要する場合が多い。しかしながら、専門的知識を要する人材も不足しており、簡易に鉄筋腐食や環境変化をモニタリングできる手法が望まれる。そこで、桟橋上部工に鋼材の形状が既知の梯子状のセンサを埋込み、鋼材間に流れるマクロセル電流を電流計により計測し、ACインピーダンス測定より求めた腐食速度と長期間比較することによって、簡易に測定できるマクロセル電流から鉄筋腐食や環境変化の評価を行った。その結果、計測されたマクロセル電流においても、鉄筋腐食や環境変化を捉えている可能性が示唆された。

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