[I-137] 端部腐食が生じた小規模鋼鈑桁橋の耐荷力評価に関する検討
キーワード:鋼鈑桁橋、腐食、耐荷力
現在,国内の約48万橋は全国の市町村が管理しており,その約8割は橋長15m未満の小規模橋梁である.さらに全国の架設後50年以上が経過した橋梁の約5割は市町村管理下にあるため,小規模橋梁の経年劣化は今後増加すると考えられる.また鋼橋では特に桁端部での腐食損傷が多数報告されており,そのような鋼橋の耐荷力の検討は安全性の観点から重要となるが,小規模鋼橋を対象に検討した例は少ない.そこで本研究では桁端部腐食を有した小規模鋼鈑桁橋の耐荷力について解析的に検討した.検討結果から,荷重を支える支点上補剛材の腐食や部材に狭い間隔で欠損が生じると,橋梁全体の耐荷力の低下に直接的な影響をおよぼすことが示された.
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