[I-440] Development of seismic damaged degree estimation system at Osaka Monorail
Keywords:Monorail, Osaka Hokubu Earthquake, Seismic Disaster Prevention, Seismic Damage Degree Estimation System, Non Structural Measure, Kriging Method
大阪府北部地震において,大阪モノレールでは乗客の避難や施設の点検作業に時間を要したことが課題であった.そこで,地震発生後速やかに車両を最寄り駅まで移動させ,効率的に施設点検を行うために,被災している可能性の高い施設の特定とその被災状態を予測する地震被災度推定システムの構築を進めている.本システムでは即時性と推定精度の両面を考慮し,最寄り駅までの移動判断や点検の初動判断などを支援するための第1報と,重点的な点検が必要な個所の判断などを支援するための第2報を設定している.今後は大阪府北部地震等の既往地震記録を用いた試算を行い,被災度推定の妥当性や被災度評価の有用性を検証し早期に整備していきたい.
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