令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

都市施設の耐震・盛土の耐震

座長:小野 祐輔(鳥取大学)

[I-441] 地盤モデルの堅牢な構築手法を統合した都市の地震被害シミュレーションの適用例

〇本山 紘希1、飯山 かほり2、金田 義行1、白木 渡1、藤澤 一仁1、堀 宗朗3 (1.香川大学、2.鹿島建設株式会社、3.海洋研究開発機構)

キーワード:都市地震被害シミュレーション、地盤モデルの自動構築、モデルの堅牢な構築手法

想定された地震に対し,都市全域の地震動と建物の地震応答を数値シミュレーションにより評価する統合地震シミュレータ(IES)が開発されている.本論文はIESに建物の地点毎に1次元の成層地盤モデルを自動構築する手法を統合した.本手法は周辺のボーリングデータを補完する伝統的な方法であるが,自動構築の他,不整合なボーリングデータからも地盤モデルを構築可能な堅牢性を特徴としている.さらに,これを用いた都市の地震被害シミュレーションの適用例を示した.高松市に対象領域を設定し,地盤のモデル化を行い,シミュレーションを行った.対象の全地点で地盤モデルが構築できること,結果が現実的なものであることを確認した.

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