[I-411] Analytical studies on bending load bearing capacity of steel girder with corrosion damages in surrounding area of the splice plate
Keywords:steel girder, splice plate, corrosion damages, bending load bearing capacity, finite element analysis, residual ultimate strength
鋼桁の添接板近傍には、形状に起因して腐食損傷が多く発生する。しかし、この損傷が部材の力学挙動に与える影響を検討した事例は少ない。そこで、本研究ではこれを把握しCFRPシートを用いた補修工法に応用することを目的に、添接板近傍にザグリ加工を導入した鋼桁に対し複合非線形FEAを実施し曲げ耐荷力を把握した。この結果から板厚減少量が約50%以上ではザグリ部の局部座屈が卓越し曲げ耐荷力が大きく低下するが、減少量が約15%程度では健全ケースと大きな相違はないことが分かった。そして、結果を自由突出板の耐荷力曲線で整理すると、欠損の幅が20~40㎜と狭い場合でも自由突出板として評価してよいことが見えてきた。
Please log in with your participant account.
» Participant Log In