令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

基礎の耐震

座長:大竹 省吾(オリエンタルコンサルタンツ)

[I-455] 単杭基礎の水平動的ばねの大変形時における収束特性の実験的評価

〇齊藤 正人1、シュレッサ ナバ1、サハ アロック1、ゴイト チャンドラ1 (1.埼玉大学)

キーワード:動的相互作用、インピーダンス特性、振動数依存性、非線形、杭基礎

杭基礎の水平インピーダンス関数には振動数依存性が現れることがこれまで多くの研究により明らかにされている.こうした基礎の挙動は,比較的大きな加振振幅条件下においても生じることが本著者らによる一連の実験的研究によって明らかにされている.しかし,そうした振動数依存性の変化がいかなる法則に従っているのか,とりわけ基礎の降伏過程とどのような関係を有するのか一切解明されていない。本研究では,乾燥砂に埋設される単杭基礎を対象にせん断土槽を用いた杭頭水平載荷実験を実施し,動的ばね特性は加振振動数によらず骨格曲線から求まる割線剛性に収束する特性を示すことを明らかにした.

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