[I-388] 小判形橋脚断面を有する 斜角PCラーメン箱桁橋の設計
キーワード:PCラーメン橋、斜角、PC箱桁、FEM解析
本稿では,小判型断面の橋脚を有するPCラーメン箱桁の,斜角が小さいことに起因する設計上の課題と提案構造による解決策について報告した。本橋梁の河川内橋脚は、河積阻害率の制約、橋軸直角方向の断面耐力の確保をする必要があることから、小判形断面でかつ交差角35°の河川の流下方向に合わせる必要があった。柱頭部は斜角の小さい小判形断面との隅角部構造となり、設計上の課題として、架設時に主桁にねじりが作用する可能性と、地震時に応力集中の懸念があった。それらに対する解決策として、横桁構造およびテーパー構造を提案し、格子解析により架設時のねじりモーメント、FEM解析により地震時の応力状態を確認した。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン