[II-24] 河床底質の環境DNAメタバーコーディング分析法の有効性について
キーワード:環境DNA、底質、メタバーコーディング、魚類相
河川における魚類相の網羅的・効率的な把握を目指して、表層水と底質を採取し、Mifish法による環境DNAメタバーコーディング分析を実施した。その結果、底質試料からは採水試料と同程度もしくは上回る魚種が検出された。底質では水中よりも環境DNAが分解されにくい傾向があることから、表層水から得られる情報とは異なる時間スケールの情報が含まれている可能性があるが、表層水と底質の環境DNA分析結果を相補的に利用することで、調査対象流域の魚類相をより網羅的に把握できるものと考えられた。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン