令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤改良(3)

座長:中澤 博志(防災科学技術研究所)

[III-308] 脈状地盤改良工法適用箇所の試験施工と品質確認試験

速見 直紀1、前田 友章1、半井 恵介1、小島 謙一2、井澤 淳2、中谷 紘也3 (1.西日本旅客鉄道株式会社 、2.(公財)鉄道総合技術研究所、3.ジェイアール西日本コンサルタンツ(株))

キーワード:液状化、脈状地盤改良工法、注入試験

鉄道と地下交差する道路施設の設計は、鉄道の技術基準に基づく設計荷重を考慮するとともに、道路施設としての所要の機能を確保しなければならない。特に、液状化が想定される地盤では、鉄道直下前後の道路施設の耐震性能との連続性に配慮しつつ、交差部の道路と鉄道の復旧性の観点から液状化対策を検討することを基本としている。今回、鉄道交差部の道路ボックスカルバート(Bv)下の液状化対策として脈状地盤改良工法を採用し、試験施工を実施した。試験施工前後で改良効果を定量的に示すことを目的に品質確認試験を行った結果、密度増加または拘束圧の増加によりN値、Vsが増加することを確認した。

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