令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術(6)

座長:山口 哲司(熊谷組)

[VI-612] 小口径推進施工時に遭遇する空洞の確認と充填方法に関する一考察

〇井口 昌之1、内藤 元昭1、露崎 正行2、岡田 公彦3 (1.(株)関電工、2.露崎工業(株)、3.(株)立花マテリアル)

キーワード:小口径推進工法、地下空間の空洞、CCDカメラ、空隙充填材

地下のライフラインのうち管路を敷設する場合,小口径推進工法を採用するケースが多いが,施工時に予測していない地中の空洞に遭遇する機会があり,推進機の方向制御ができなくなり,掘進不能となるケースがある.現状,施工前に地上からの埋設調査や空洞調査をしているが,深層部や埋設物下部は,確認することが非常に困難である.この課題に対して,空洞に遭遇しても施工可能な工法開発が望まれている.実証試験により,空洞部の存在する地盤での空隙充填後の小口径推進施工の可能性について確認された.

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