[VI-896] 高低狂い抑制用樹脂の開発
キーワード:高低狂い抑制、バラスト軌道、樹脂
バラスト軌道は多くのメリットがある一方で、周囲に比べて高低狂いの進行が著しく速い箇所が一部に存在し、人力での非効率な保守を必要としている。本稿では、局所的な高低狂いとなる要因から高低狂い抑制に必要な性能として、バラスト粒子間を適度に接着し、粒子の跳ね上がり挙動を抑制すること、減衰効果を付与してバラスト粒子に発生する加速度を抑制することが有効であると考え、従来品のシリコーン混和物より安価な高低狂い抑制用樹脂を開発した。開発した樹脂の性能を確認するため、新幹線の実物大模型軌道を用いた繰返し載荷試験や営業線への樹脂散布試験を行い、本樹脂の軌道沈下抑制効果と施工性について確認した。
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