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[S02E-04] コロケート格子有限体積法に基づく粘弾性流体の数値計算
キーワード:粘弾性流体、有限体積法、コロケート格子、Giesekusモデル
コロケート格子有限体積法による粘弾性流体の数値計算を行う.構成式には微分非線形粘弾性モデルであるGiesekusモデルを使用している.提案手法を平行平板間のニュートン流体と粘弾性流体の流れに適用した.その結果,定常状態における速度分布の計算結果は,理論解とよく一致することが確認された.さらに,粘弾性流体を用いた急縮小流れの計算も行った.その結果,提案した手法により,レイノルズ数,ワイゼンベルグ数,流動係数αに依存する粘弾性流体特有のリップ渦が急縮小部入り口付近に形成されることを確認した.