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[2A22-27-05] BWIMにおける動的応答のモデル化に関する基礎的検討
キーワード:Bridge Weigh-In-Motion、観測量誤差、自己相関、フィルタ処理、動的応答
本論文では,効率的なBridge Weigh-In-Motion (BWIM) のための動的応答のモデル化について検討を行う.動的応答を直接モデル化するのではなく,自己相関のあるノイズとみなす手法と,フィルタ処理によって除去する手法を比較する.前者の場合,動的応答はベイズの枠組みで,観測された応答と計算された応答の残差からなる観測量誤差の共分散行列の形で考慮される.後者では,橋梁の固有振動数を考慮して,Low-pass filterにより,応答から動的成分を除去する.これらの手法を用いて,橋梁の模擬変位応答を対象にした車軸重量推定の精度に関して比較する.