水文・水資源学会 日本水文科学会2022年度研究発表会

プロポーズドセッション

プロポーズドセッションについて

プロポーズドセッション一覧

北極域・永久凍土域の水・物質循環
代表コンビーナ:檜山哲哉(名古屋大学宇宙地球環境研究所・教授)
共同コンビーナ:小谷亜由美(名古屋大学大学院生命農学研究科・助教), 飯島慈裕(三重大学大学院生物資源学研究科・教授),鈴木和良(海洋研究開発機構・北極環境変動総合研究センター・主任研究員)
セッションの趣旨: 地球温暖化に代表される気候変動によって,北極域(北極海とそれを取り囲む陸域)では降水量,蒸発散量,河川流出量が大きく変動している.特に,1990年代以降の北極海氷縮小による大気水循環の変化は,北極域の陸域水循環に大きく影響し,永久凍土の融解を伴うことで,炭素や窒素などの物質循環の変調をもたらしている.我が国では,近年,北極域や永久凍土域の環境変化にフォーカスした ArCS II や PAWCs などの研究プロジェクトが行われており,それらのプロジェクトで得られつつある最新の知見を水文学的な視点で議論することは意義深い.さらに,これらの地域を対象とした社会水文学的な超学際研究を展望することも重要である.そこで本セッションでは,北極域・永久凍土域の水・物質循環に関わる観測,モデリング,データ解析研究で得られた最新の成果を持ち寄り議論するとともに,社会水文学的な超学際研究を展望することを目的とする.
 

プロポーズドセッションの実施内容
発表申し込み:一般の研究発表と同様に申し込んで頂きます.申し込み区分の該当するプロポーズドセッション名を選択してください.
セッション編成:発表申し込み登録締切後,直ちに代表コンビーナに要旨送付の上,プログラム編成を依頼します.
代表コンビーナの裁量:各発表の発表時間,発表の採否とします.
採用されなかった発表の取扱は一般の発表と同様に実行委員会に一任されます.
プロポーズドセッションに関する問い合わせ

水文・水資源学会/日本水文科学会 2022年度研究発表会 大会実行委員会
プロポーズドセッション係
E-mail:jshwr_jahs_2022@gwd.dpri.kyoto-u.ac.jp